建物構造が木造の家は、鉄筋コンクリート造りの家などに比べて、地震や火事に弱いイメージを抱きがちですが実際にはどうなのでしょうか。
木造物件のメリットとデメリット、木造物件をおすすめしたい方について解説します。
建物構造が木造である物件のメリット
建築構造が木造のメリットについてご紹介します。
木造物件の場合、ほかの建築構造の物件と比較して費用が安く済みます。
木造は加工性が高くリフォームがしやすいため、家族構成の変化に合わせた間取りの変更をしやすいのはメリットと言えるでしょう。
また、鉄筋コンクリートの建物構造には梁がありますが、木造にはないので広く使えます。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べて通気性が高いので夏は涼しく、冬は結露に悩まされることがありません。
さらに調湿性が高いので快適に暮らせます。
木造は火に弱いイメージがありますが、実際には内部まで完全に燃えるのには時間がかかるため、火災が起きてもすぐに崩れることはなく逃げる時間を稼げます。
耐震性については、建築技術や材料の進化により近年の建築物は耐久性も含め性能が高くなっています。
建物構造が木造である物件のデメリット
木造の建物構造についてデメリットをご紹介します。
木造のデメリットとして防音性が低く騒音トラブルが起きやすい一面があるので、防音対策を考える必要があります。
木造は通気性が良いことがメリットではありますが、その反面気密性が低いため冷暖房の効率が悪く光熱費が高くなりやすいと言えるでしょう。
築古の木造物件は経年劣化により木材が傷んでおり、火災が起きると燃えやすく、耐火性や耐久性に問題があります。
耐震性に関しては、1981年と2000年に見直されているので、1981年以前に建てられた築古の物件については2000年以降の築浅の建物と耐震性についてかなり差があると考えられます。
木造ならではのデメリットとして虫の被害を受けやすいことがあります。
シロアリやキクイムシの被害を受けないために対策が必要です。
木造の建物構造をおすすめしたい方とは?
木造の建物構造についてメリットとデメリットをご紹介しました。
メリットとデメリットを踏まえたうえで、木造建築をおすすめしたい方は、建築費用を抑えたい方です。
ほかの建物構造と比較して劣る部分はありますが、木造建築は吸湿性が高いことから湿気が多い日本の気候に合っています。
ほかの建物構造に比べて調湿性が高いので、湿気によるカビの発生などが比較的抑えられます。
日本で建築費用を抑えて家を建てるのであれば、木造建築はおすすめです。
まとめ
木造の建物構造のメリットは、建築費用が安くてリフォームがしやすいことと調湿性の高さです。
デメリットは、防音性が低いこと、シロアリやキクイムシの被害を受けやすいこと、気密性が低いので光熱費が嵩むこと、築古の物件は耐火性や耐震性に問題があることなどがあります。
これらを踏まえて木造をおすすめしたい方は、建築費用を安く抑えたい方です。
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