誰もが、できるだけ自分の希望条件に合ったマイホームを手に入れたいと願うものです。
立地条件の良い場所に一戸建てを建てられる狭小住宅は人気ですが、「恥ずかしい」と感じてしまう方も少なくありません。
今回は、狭小住宅を選ぶにあたって「恥ずかしい」と感じる理由や、狭小住宅を建ててから後悔しないためのポイントなどをご紹介します。
「狭小住宅は恥ずかしい」と感じる理由とは？
狭小住宅とは15～20坪の狭い土地に建つ家ですので、それを恥ずかしいと感じる理由は、まわりの目が気になるからです。
親戚や友人などに「狭い家しか建てられなくてかわいそう」「お金がないのに無理して家を建てた」と思われるのではないか、という気持ちになってしまうのでしょう。
また、「子どもが大きくなったときに友達に何か言われたらどうしよう」と心配する例もあります。
しかし、狭小住宅を選んだのはそのメリットを感じたからであり、まわりの人に対して恥ずかしさを感じる必要は一切ありません。
「誰かに何かを思われたらどうしよう」というのはただの思い込みで、実際に言ってくる方などいないのです。
建ててもいないうちから先のことを悪いように考える必要はありません。
狭小住宅を選んだり建てたりする際に後悔しない方法とは？
狭小住宅は都市部に多いため立地条件が良く、近年はとくに需要が高まってきています。
利便性が良いにも関わらず土地代を安く抑えることができることも人気の理由のひとつです。
しかし、その名のとおり狭いため、快適に暮らすためにはさまざまな対策や工夫が必要になります。
たとえば、隣家との騒音トラブル防止のためしっかりと防音対策をしたり、地震の揺れや衝撃に強いRC構造にするなど、快適で安全に暮らせるための対策を考えてみましょう。
また、間取りについても注意が必要です。
狭小住宅は3階建てにすることが多いため、生活をするうえで階段を上り下りすることが増えます。
水回りの設備を同じフロアに集めるなど、生活動線がスムーズに確保できるよう工夫しましょう。
狭くても閉塞感が出ないようにできるだけ壁で仕切らず、スキップフロアを作るなどして空間にリズムを与えるのもおすすめです。
天井も一部を吹き抜けにするなどして、明るく開放感のある間取りにすると良いでしょう。
まとめ
狭小住宅は、利便性の良い土地に安く一戸建てを建てられることがメリットですので、「恥ずかしい」と考える必要はありません。
住み始めてから後悔しないよう、快適に暮らすためにはどのような対策や工夫が必要なのか検討してみると良いでしょう。
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