不動産購入時には住宅ローンを組む場合が多いですが、その返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。
どちらを選択すべきかは考え方や状況によって異なるため、よく検討して決めたほうが良いでしょう。
今回は、2つの返済方法の違いや、それぞれのメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。
不動産購入時に比較!元利均等返済と元金均等返済の違いとは?
ローンの返済をする際には、最初に借り入れた元金に加え、利息分の返済も必要です。
元金と利息の支払い方によって、2種類の返済方法に分かれるので注意してください。
まず、元利均等返済とは、元金と利息の合計金額が常に一定になるように計算されている返済方法です。
初期には利息分の支払い割合が多くなるため、必然的に元金の返済が遅くなり、その分、利息の発生が増えます。
そのため、結果的に返済期間が長くなるのが特徴です。
一方の元金均等返済とは、毎月同じ金額の元金を返済するように設定されており、その年の利息もその年のうちに支払います。
最初のうちは利息の発生分が多いので返済金額も高額になりがちですが、返済を進めていくほど利息が少なくなっていき、月々の返済額も減っていくのが特徴です。
返済期間も短くなるため、資産に余裕がある場合はこちらを選択したほうが良いでしょう。
不動産購入時に比較!元利均等返済と元金均等返済のメリットとデメリット
2つの返済方法について詳しく確認し、どちらが自分に合っているか比較してみると良いでしょう。
元利均等返済は毎月の返済額が増えたり減ったりしないので、返済計画を立てやすいのがメリットです。
返済の見とおしが立てやすく、家計への負担が少なく済む方法を考えられる余裕があります。
ただし、元金がゆっくり減っていく分、利息が多く発生するため、総返済額は元金均等返済より多くなってしまうのがデメリットです。
元金均等返済の場合は、毎月の利息額がどんどん少なくなっていく仕組みになっています。
そのため、結果的に総返済額が少なく済むのがメリットでしょう。
デメリットは、返済初期の返済額が高くなることです。
人によってはローン審査にとおりにくくなることもありますが、返済方法は途中で変更できないため、最初の時点で慎重に検討して決めなければなりません。
不動産を購入する際にはローン返済以外にも何かと費用がかかるため、余裕がある状態にしておくことをおすすめします。
まとめ
不動産購入時に住宅ローンを組む場合は、上記でご紹介した2種類の返済方法について詳しく確認しておかなければなりません。
2つの違いやそれぞれのメリットとデメリットを比較し、自分に合った返済方法を慎重に選んでください。
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