角地の不動産を売却しようと考えている人は、スムーズに売れるのか不安があると思います。
しかし、一般的な不動産よりも売りやすいことをご存じでしょうか。
この記事では、角地をスムーズに売却するポイントを解説していきます。
角地の不動産を売却するメリットとデメリット
角地には、一般的な不動産とは異なるメリットが存在します。
ポイントは、
●日当たりが良い
●周囲からの視線が防犯面で役立つ
●比較的、思い通りに設計できる
●建ぺい率にボーナスが10%つく
の4点です。
また、総合的に考えて、一般的な不動産よりも人気が高く、売れやすい傾向が見られます。
角地は開放的な立地のため、日当たりが良く、不審者を遠ざける効果を持ちます。
なお、広い家を建てられるため、理想の家を造れるという魅力があります。
ここまで読んでいると、すぐに売り手が決まりそうな気がしますよね。
一方、下記のデメリットも存在します。
●人目につきやすい
●人気なため、高い値段がついて売れにくい可能性がある
角地は、周囲から見られやすいため、生活している風景が一目につきやすいことがデメリットです。
なお、道路に面していると騒音が気になってしまいます。
また、人気の土地であることから通常の不動産よりも値段が高く、場所によっては売れ残る可能性を考えなければなりません。
角地の不動産を売却するときのコツ
資産価値が高くて人気のある一方で、売値も高い角地は、どのようにすればスムーズに売れるのでしょうか。
下記では、上手に売却するコツを解説していきます。
もっとも効果的な方法は、積極的に内覧会を開くことです。
購入希望者のなかには「角地に興味はあるけれど、住んだことがないからイメージが湧かない」と思っている方が多いと考えられます。
また、ネットの情報を鵜呑みにして、マイナス面を信じている人もいるでしょう。
そのような方たちに、実際に現地へ足を運んでもらって内覧会を開くことで、メリットを感じてもらうことがコツです。
その際に、マイナスとなる部分はカバーしておくことが大切です。
たとえば、人目につかないようにフェンスや塀を設けると、外からの視線を軽減することが可能です。
騒音がうるさければ、防音対策を伝えるなどの工夫が大切です。
もちろん、メリットは十分にアピールします。
実際に日当たりの良さを感じてもらえば、購入希望度が高まるでしょう。