不動産購入で新築住宅を建築する際、施工監理がしっかりおこなわれているかを確認しなければなりません。
施工監理は重要な工程のひとつでありながら、何のためにおこなうのかよく知らないという方も多いでしょう。
今回は、施工監理の意味や必要性について詳しくご紹介します。
不動産購入の際に確認しておきたい施工監理の意味とは?
施工監理とは、施工が計画どおりにおこなわれているかどうかを確認することをいい、建物を建築するすべての工程に関与します。
設計図と設計内容を照合して相違がないかをチェックしたり、工事の安全や品質などを管理したりするのです。
もし、設計図の内容と異なる工事がおこなわれていた場合は、施工者に是正を求めることになるでしょう。
それと同時に、雨漏りや漏水などのトラブルが起こり得るような工事がおこなわれていないかも確認します。
建物を建築する際には施工管理者を置くことが義務づけられており、施工監理者を務めるのは通常、施工者である建築士です。
ただし、一級建築士と二級建築士では監理できる建物に制限があるので注意してください。
不動産購入時の施工監理の必要性とは?
施工監理は、安全性の高い建物を建てることはもちろん、建物の性能を十分発揮できるようにするために必要なものです。
また、予定されていた建築プランと実際の施工内容に相違がないかを確認する上でも、必要性が高いと考えられます。
住宅を建築する際には施工監理者の設置が定められていることは、すべての住宅の安全性が確保されているといえるかといえば、そうではありません。
実際には、施工監理者が施工をおこなう会社の関係者であるケースが多く、適切に指摘できないという問題点が発生することも少なくありません。
また、ほとんど現場に足を運ぶことがない名ばかりの施工管理者が設置されている例もあるのです。
こうした問題点を考えると、適切な監理ができていない住宅が建築されているケースが数多くあることが予想できるでしょう。
施工監理者の必要性をしっかりと確認し、それにふさわしい人材がしっかりと建築中の住宅を監理しなければなりません。
最近は、第三者の目でしっかりと建物を検査できるよう、外部に施工監理を依頼するケースも増えてきています。
まとめ
不動産購入時には、設計どおりの安全性の高い工事がおこなわれているかをチェックする施工監理が重要な役割を果たします。
施工監理はどのような意味でおこなわれるのか、その必要性はどんなものなのかをしっかりと確認し、自分が住む家の建築を安心して依頼できるようにしておきましょう。
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