不動産を購入する際、内覧会について知っておく必要があります。
これから住む家を初めて自分の目で確認することができる内覧会は、新居での生活を気持ちよくスタートさせる上で大変重要なものです。
住み始めてから後悔することのないよう、しっかりチェックしなければなりません。
今回は、内覧会の目的や流れ、確認すべきポイントなどを詳しくご紹介します。
不動産購入時の内覧会とは?大まかな流れを紹介
建物の完成前に販売された新築マンションを購入した場合、完成後に内覧会が開催されます。
できあがった状態をまだ見ていない購入者が、初めて実際の物件を確認する機会になるのです。
もちろん、どんな家になるかは図面やイメージ画像などで確認していたはずですが、実際に目で見ないと分からないことが数多くあります。
もし、細かい傷など気になる不具合があれば、引き渡しまでに修繕してもらうよう依頼しましょう。
一般的には、物件の完成後に販売会社から内覧会のお知らせが届いたら、担当者と一緒に現地へ向かいます。
現地では室内のチェックシートが渡され、一つ一つチェックしながら室内を回っていきます。
気になる箇所や修繕してほしい箇所があれば、チェックシートにメモしていきましょう。
一通りチェックが済んだら、修繕に関する確認を行い、チェックシートに印鑑を押せば完了です。
不動産購入時の内覧会とは?確認すべきポイントを紹介
内覧会では限られた時間で室内をチェックする必要があるため、隅々まで確認できずに終わってしまう可能性もあります。
後悔することのないよう、あらかじめ確認ポイントをまとめていくとよいでしょう。
まず、契約時にもらった図面の通りに仕上がっているか確認してください。
収納スペースのサイズやコンセントの位置など、細かい部分までしっかりチェックしましょう。
次に、内装に傷や汚れがないか見ていきます。
もしあった場合は、引き渡しまでに修繕が可能か、どのような方法で修繕するのかなどを確認しましょう。
最後に、室内の寸法を測っておくことをおすすめします。
引渡し前に新しい家具などを購入しておきたい場合、内覧会の機会に寸法を測っておけば安心です。
室内を細かく確認したり寸法を測ったりするために、内覧会にはメジャーやデジカメ・懐中電灯などを持っていくとよいでしょう。
また、正面からだと見えにくい死角の部分も確認するため、小さめの鏡を持っていくのがおすすめです。